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ケレン作業の重要性
ケレン作業は塗装部の錆落とし作業を指しています。
外壁についてしまう錆は、外壁に露出した金属が雨によって流されて固まったものや、酸性雨が化学反応を起こして固まったものなどがあります。
もしこの錆を落とさずに上から塗装をしてしまうと、錆の上から塗った塗装は剥げやすく、外壁塗装としての役割を充分果たすことができなくなってしまいます。
ケレン作業は下地処理の一環で行われますが、下地処理は外壁塗装の良し悪しを決める大切な工程です。
そのため、ケレン作業は錆の程度によって方法が変わってきます。
ケレン作業の方法
ケレン作業は程度によって1~4種の4段階に分けられています。
最も腐食がひどい場合に行われるのがケレン1種で、化学処理や専用の機械を用いた処理を行います。
ただし、ケレン1種は現場で行うことを禁止されているため、実質的にケレン1種が必要な部分は外壁そのものを取り換えるしかありません。
ケレン2種は電気工具を使って劣化し腐食した塗膜を除去します。
壁内部の錆までは落とせませんが、金属の光沢を取り戻すことが可能です。
機械が使えない部分はケレン3種である手工具を使用します。
手工具は部分的な錆に用いられますが、電気工具のような光沢は出せません。
外壁塗装の現場では、電気工具と手工具を使用するのが一般的です。
ケレン4種は錆を落とす必要がない、つまり、表面の洗浄のみで問題ない場合を指しています。
錆を放置した結果ケレン1種に該当してしまえば大掛かりなリフォームが必要となり、莫大な費用が掛かってしまいます。
また、ケレン2種も機械が使えないと手作業できれいにしなければならない分相当な時間がかかってしまいます。
完全に錆を落としきることができる保証もありませんので、できるだけケレン3種の段階で外壁塗装を行うようにしましょう。
錆の程度が浅ければそれだけ費用も掛からず、短時間で施工を終わらせることにもつながります。
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