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白色は汚れが目立ちやすいが色褪せしにくい

外壁塗装は塗りたての頃は綺麗な色ですが、時間と共に劣化して色褪せてきます。色褪せが目立ってきたタイミングで塗り替えると再び綺麗な外観に生まれ変わりますが、塗り替えるにはまだ早いということもあるでしょう。次回の外壁塗装まで塗りたてと同じ綺麗な色を維持することはできませんが、色褪せしにくい色を選ぶと、汚れや経年劣化を目立たせなくなることができます。色選びのポイントは、酸化チタンが含まれている塗料を選ぶことです。酸化チタンが含まれていると色素の結合力が高く、化学反応が起きにくいという特徴があります。この成分は白色の塗料に含まれていることが多いため、色褪せを防ぎたい場合は選んでみるといいかもしれません。しかし、白色は汚れが目立ちやすいため、注意が必要です。

黒色や青色も色褪せしにくい

黒色も経年劣化による色褪せが起こりにくい塗料です。カーボンブラックの炭素結合により紫外線によるダメージが受けにくいという特徴があります。しかし、白色と同様に汚れが目立ちやすいため注意しましょう。また、黒色の塗料でも光沢があるものは時間と共に艶が失われ、色褪せしているように見えることがあります。光沢のある黒色の外壁はスタイリッシュで格好いいイメージがありますが、艶も時間が経てば失われるということを理解しておきましょう。白色や黒色のように汚れが目立たない色を選びたい場合は青色がお勧めです。青色も色素の結合力が高い上に耐光性があり、色褪せがしにくい色の一つです。鮮やかな青色を一般住宅で用いると派手な印象を与えてしまい、周囲から浮く恐れがあるため、暗めの青色や紺色を選ぶと失敗しにくいでしょう。このように色褪せしにくい色選びのポイントがあります。メリットだけでなくデメリットもあるため、それぞれの特徴を理解した上で選んでみてはいかがでしょうか。また、逆に色褪せしやすい色もあります。例えば、赤色や黄色、紫色です。色褪せしやすい色を避けることも外壁塗装をする上で重要なポイントになります。色選びに迷ったときは外壁塗装の専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。